気持ちの良い初秋の晴天の青空に誘われ“ナカマルシェ”へ。今回の会場は那珂川町小砂にある「もうひとつの美術館」。
ナカマルシェは那珂川町の若手有志が今年4月からはじめた月一回月末日曜日に開催するマルシェ=市場。地元の有機野菜農業家(ヤヤキタ農園)さん、イタリアンレストラン(クチーナ・トト)さん、パン屋さん、木工芸家(ヒロクラフト)さんなどが毎回町内を巡回するように場所を変えて開催してます。
もうひとつの美術館の企画展を観てトトでピッツァを買ってヤヤキタ農園の採れたて枝豆を買って…晴天初秋の午前を満喫。さてさて、またロクロに向かうとしましょーか。
次回“ナカマルシェ”は10月26日8時から13時まで那珂川町クチーナ・トトで開催するそうです。朝早く行けばいいことあるかも!?
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気づいたらセプテンバー
暑さでグダグダな日々を過ごしていたらあっという間にもう9月。はたして今年の夏は猛暑だったのか平年並みだったのか冷夏だったのか?いづれにしてもメタボな私には梅雨の時期から10月くらいまでは毎年暑い季節に変わりはないのだけれど…。
大家さんの田んぼでは早くも稲刈りが始まった。例年より2週間くらい早いらしい。一部の棚田では昔ながらに棚掛けで天日干しをしている。素人考えでも機械で熱を加えて乾燥させるより、じっくり時間をかけて天日で干した方がお米の旨味が増すように思える。で、実際に天日干しのお米はウマイっ!
見上げれば空の青みも増してアキアカネも一斉に青空を舞っている。ちょいと展開が早いような…。今後の暑さのぶり返しもちと心配。
展示会のお知らせ 〜 Cafe+Gallery Komorebi「涼のうつわ」展 〜
梅雨明け直後に“大暑”がやって来てカラダの準備もままならぬうちに夏本番となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。過日は水戸のギャラリーしのざきでの企画展が無事終了いたしました。お越しいただきました皆さま、本当にありがとうございました。
7月25日(金)より、栃木県那珂川町の「Cafe+Gallery Komorebi」で企画展を開催させていただきます。同ギャラリーは先月開催されたイベント「森のアートフェスタ」の会場であるキャンプ場「サンタヒルズ」の森の中にあり、数ヶ月前に改装リニューアルオープンしたばかりのお店です。改装といっても増改築レベルの改装で、すべての作業はキャンプ場スタッフが行ったそうです(すごい!といっても同キャンプ場のツリーハウスをはじめとしたコテージなどの建造物はすべて手づくり!!)。
ギャラリースペースは天井を高くとり、3面ある高い壁はオフホワイトとダークグレイの2色に仕上げられた素敵な空間になってます。今後、我が那珂川町の新たなるスポットになることでしょう。画像にあるメインの展示台の天板は骨董店で探しあてた昔の蔵の引き戸だそうです。表面に鉄板が鋲でとめられ(防火のため?)その風化具合といいすごく素敵な質感を放ってます。もちろんカフェスペースでは、美味しい食事と飲み物を楽しめることができます(ワンコと一緒に食事ができるスペースもあり、です)。お近くにお越しの際はぜひ足をお運びください!
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我妻淳「涼のうつわ」展
2014年7月25日(金)〜8月5日(火)
10:00〜17:00
※7月30(水)、31(木)は休廊
Cafe+Gallery Komorebi
栃木県那珂川町三輪967
TEL. 0287-96-4622
定休日 水・木曜日
サンタヒルズのイベント終了しました
イベントのお知らせ 〜「第4回 森のアートフェスタinサンタヒルズ」〜
栃木県那珂川町のキャンプ場“サンタヒルズ”で6月7日、8日に開催される『森のアートフェスタinサンタヒルズ』に今年も参加します。
広大な森の中のキャンプサイトで、50組のクラフト作家と飲食ブース6店舗が出店。樹々からそそぐ心地よい木漏れ日の中、ゆったりとしたおくつろぎのひと時をお過ごしいただけると思います。どうぞお越しください!
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日時:2014年6月7日(土) 10:00~17:00
、6月8日(日) 10:00~16:00
場所:サンタヒルズ(〒324-0502 栃木県那須郡那珂川町三輪967)
TEL:0287-96-4622
サンタヒルズのホームページ
クアッドコプター
イノシシ注意!!
よく利用する国道にインパクトのある道路標識が出現した。“動物注意”とか“飛出し注意”とか説明書きは一切ないが標識の図柄は“イノシシ”であることは一目瞭然、ウヨウヨいるから注意してね、の標識と理解した。実際、我が家周辺でも例年になくヤツらの気配が濃厚となっている…。
年明け早々、今年はじめて窯焚きをした時のこと。夜間、何度か窯の様子を見に外にある窯場まで行くのだが、玄関の戸を開けた瞬間、土間にいた番猫ゴンが何かの気配を察知して戦闘モードに切り替わった。その様子を見てこちらも警戒モードに切り替えてそっと外に出た。すると、前方に広がる真っ暗闇の大家さんの畑のあちらこちらから“ブゴッボゴッ”と、こりゃもうイノシシしかないっしょ、というケモノが発する音が…。数カ所から気配が感じられたが、最悪クルマの上に飛び乗ろうと覚悟を決め必要な窯の確認を息をひそめて行い、玄関まで戻った時点で懐中電灯の光をヤツらの方に向けた。瞬間、よーやくこちらの存在に気付いたらしく重量感のある足音を無数立てながら森の方へ逃げていった(逃げてくれた)。ケモノ除けで張り巡らしている約1.4メートルのフェンスを軽々と飛び越えて…、かなりビビった。その後、大家さんのつてで狩猟免許を持った地元のヒトが我が家近辺数カ所にイノシシ狩りのワナを仕掛けているが、今日現在イノシシはワナにかかっていない。
ネットをチェックしていたら鳥獣保護法改正のニュースがあった。野生のイノシシやシカの食害が深刻化しているので狩猟に関する規制を緩和するらしい。日の出から日没までだった銃による狩猟を24時間にしたり(真っ暗闇で獲物を捕捉できるのか?)、ワナ猟の年齢制限を緩和したり…。全国的に野生動物の増加による農作物被害の増大が背景にあるらしい。ハンターの後継者不足の問題も深刻のようだ。この辺でもオレンジ色のベストを着たハンターで60代以下であろうヒトは見かけたことがない。放置林や耕作放棄地の増加も害獣増加の原因とされている。私の住む町のような中山間地は全国的に人口の減少とともに耕作放棄地が増加してる。現場にいる感覚としては何か画期的な方法でも開発されない限り今後も害獣の増加に捕獲が追いつかないんじゃないかと思えてしう。例えばイノシシなどの天敵だった絶滅した日本オオカミをDNAからクローンをつくって復活させて山に放す、とか…。
馬頭広重美術館
袋田の滝の紅葉
馬頭(現、那珂川町)に移住して9年目にしてはじめて茨城県大子町の“袋田の滝”に行ってきた。大子町は県をまたいだ隣町で、袋田の滝まではクルマでおよそ25分。行ってびつくり…リッパな観光地だった…。
駐車場にクルマをとめて観瀑台入場口まで続く土産物店街を歩き、入場口からトンネルをくぐりいくつかの観瀑デッキから滝を見上げ観賞した後、エレベーターで高さ120メートルの滝を見下ろす観瀑台へ…。帰りは吊り橋(けっこう揺れる)を渡り山腹にある何軒かの土産物店(昭和の香りプンプンの)をひやかしながら、最初に通った土産物街へ…。もちろん日本3名瀑とされる袋田の滝の圧倒的な景観もさることながら、アドベンチャーランドのアトラクションを自分で歩いて楽しむようなイベント性の高さにちょいツボにはまってしまった。
残念ながら資料等の展示はなかったが徳川光圀公も訪れたとされており、歌も残されている…。
「いつの世につつみこめせん袋田の布引出すしら糸の瀧」
こんな近くにこんな観光スポットがあったなんて…、なんで今まで来なかったんだろう、と思ったが来なかったのには理由がある。300円の観瀑料に対して駐車場の料金が500円という話を聞いて、昔ながらの観光スポットのうさん臭さを感じて今まで敬遠していたのだ。でも調べてみたら、滝に近い民間の有料駐車場(ヤツパリやってた…うちわでホイホイ!)からいちだんと遠いところに町営の無料駐車場があった。いちど滝に近いところまでクルマで進入してその距離を確認してからUターンして無料Pにイン。結果、観瀑のコースでけっこう歩くので、滝に近い有料駐車場に入れるのとやや遠い無料駐車場に入れるのとトータルの歩行時間はあまり変わらないように感じた。たかが500円、されど500円。駐車場を思いきって無料にすればもっと土産物店も潤うと思うんだけど…。
主要観瀑コース以外にも、袋田の滝周辺を散策するハイキングコースがいくつも整備されている。ハイカー風の人々と多くすれ違ったことにも合点がいった。かつて同地を訪れた西行が、「四季に一度ずつ来なければ真の風趣は味わえない」と絶賛したと伝えられる袋田の滝。もういちど、いやもっと、違う季節に訪れてみたいと感じた。