スギ花粉症の方はあまりじっくり見ないほうがよいかと思いますが…、左の写真は風にあおられて大量に飛散している工房近くのスギの花粉です。毎年のことですが、この季節になるとクルマのフロントガラスなどはスギ花粉で黄色く粉っぽくなります。私の住んでいる栃木県那珂川町は山間エリアで八溝杉(やみぞすぎ)というブランド化された杉の産地でもあり、まわりはスギだらけです。春先の風の強い日には時おり黄砂と区別がつかないくらい空が黄色っぽくなることもあります。
黄砂と言えば今年は一緒にやってくるPM2.5も深刻です。各地の汚染物質の数値を知ることが出来る環境省の“大気汚染物質広域監視システムそらまめくん”はアクセスが集中して最新情報が得られないと話題になってます。天気予報では気象庁が発表するスギ花粉情報を毎日見聞きしますが、気象庁が汚染物質の観測データを省庁の管轄違いで使えないのならせめてPM2.5をはじめとした汚染物質の拡散予報でもすれば良いのに、と思ってしまいます。ふくいちの事故後に気象庁が放射性物質の拡散予測を連日行っていたのに公開しなかったことを思い出してしまいます。