土もの(陶器)はじめました

窯変で表面にラスターが出ました

窯変で表面にラスターが出ました

 今までずっと青白磁を中心に磁器のうつわをつくり続けてきましたが、このたび土もの(陶器)のうつわを制作しました。土ものとは言っても磁器土も混ぜているので、厳密には磁器と陶器のハイブリットということになります。磁器と陶器の性質をあわせ持った焼き物である“炻器(せっき)”と言っても間違いではないかもしれません。

 磁器の制作においてはすべての工程において異物の混入がないよう万全に気を使いながら作業します。焼成の際には少しでも風が吹けば砂ぼこりのが窯場に入らないかを心配し、窯出しの際には毎回2割ぐらいの作品に異物の混入を発見しガッカリして気を落すの繰り返しでした。それを16年間繰り返してきたわけですから精神的にも良くないものがかなりたまっていたことでしょう。頭頂部の毛髪が薄くなったこととの因果関係もあったかもしれません(笑)。

 そして今回の土ものの窯だきと窯出し。なんということでしょう!!このストレスフリーの心地よさは…。焼成作品は施釉したものと焼締が半々ぐらい。ワクワクしながらの窯出しの際には数点の作品に窯変がみられました。久々に陶芸の楽しさを思い出すことができました。しばらくのあいだ、素材や焼成パターンを試行錯誤しつつ土ものの制作を続けていこうと思ってます。みなさまにお見せする機会があることを祈りつつ…。

我妻淳 の紹介

栃木県那珂川町で青白磁・白磁を中心とした磁器を制作してます。
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