我が家の裏にある標高約４００メートルの龍神山。その頂上にある祠に毎年４月のはじめに集落の人々が輪番で詣でる龍神講（龍神講について過去に書いた記事はこちら）がなくなって数年経った。高齢化と戸数の減少でふもとのお寺に祠がうつされたためだ。移住して以来、毎年龍神講に相伴させていただいてきて、講がなくなってからも４月のアタマになんとなく単独登頂してまだある昔の祠を詣でてきた。しかし、昨年それをしなかったのがずっと気になっていた。一年間、とくに何かあったわけではないが欠かさずに行ってきたものを欠くと何となく気持ちが落ち着かなくなるものだ。気持ちの良い天気のもと祠を詣でてきた。龍神山は集落の水の神様。今年も美味しいお米が豊作でありますように。

　３０歩も歩けば裏山に入る我が家。自然派とはほど遠い私はめったに山歩きなぞしない。でもたまの山歩きもいいものだ。ショウジョウバカマが群生している場所に出会った。誰にみられるわけでもなく可憐に咲く花が木漏れ日のスポットライトに照らし出され美しかった。

　３月は愛猫ゴンの入院＆介護であっという間に過ぎ（おかげさまで順調に回復してます）、現在は今月末から始まる益子陶器市に向けての作業中。陶器市の詳細は近いうちにお知らせ致します！