カテアブ術後15ヶ月検診

検診の後、今回は東京オペラシティアートギャラリーで開催されているイサム・ノグチの展覧会へ。数多くの出品作品の中でもランドスケープに関する模型や動画に興味をそそられた。一部作品は写真撮影可も。
検診の後、今回は東京オペラシティアートギャラリーで開催されているイサム・ノグチの展覧会へ。数多くの出品作品の中でもランドスケープに関する模型や動画に興味をそそられた。一部作品は写真撮影可も。
 心房細動カテーテルアブレーション術後15ヶ月の検診に行ってきました。手術を受けて以降の経過は、術後6ヶ月検診まで順調に推移し処方されていた抗血液凝固剤リクシアナ錠の服用が終了しました。が、しかし今年3月中旬に心房細動の発作が起き、この発作はなぜか数日で消滅したのですが、それ以降念のためということでリクシアナ錠の処方が続いていました。当ブログのカテゴリー『心房細動』を時系列に沿ってお読み頂ければだいたいの経緯がわかると思います。

 そして今回の検診の結果、まったく問題なしとのことでリクシアナ錠の服用も終了しました。術後9ヶ月半での発作に関しては定義づけが難しいとのことでしたが、まれにそのようなこともあるとのことでした。再発する場合は術後半年以内が多いようです。6月にあった12ヶ月検診までは何となく心臓にチクチクとした感覚などの違和感を感じていましたが、それ以降は再発したらまたカテーテルアブレーションを受ければいい、と開き直った心持ちで日々を過ごしていたらここ数ヶ月は違和感も感じなくなりすこぶる調子が良くなりました。
 心房細動になる人の多くは飲酒家、かつ、ストレスをためがちで小さなことを気にしてしまう吞みの心臓、いや、ノミの心臓の持ち主が多いように思われます。もちろん私もそれに当てはまります。今さら性格を変えるのは難しいですが、不幸にも心房細動になってしまいカテーテルアブレーションを受けた人は“再発”に関してある程度開き直った方が良いかもしれません。飲酒の制限はもちろん必要です。心持ちの問題として、です。

今回の検診の後はトーハクで開催されていた『縄文展』に行くと決めていたが、入場するまで1時間以上の混雑がずっと続いているようだったので急遽予定変更。でも結果、初オペラシティの散策を楽しめた。
今回の検診の後はトーハクで開催されていた『縄文展』に行くと決めていたが、入場するまで1時間以上の混雑がずっと続いているようだったので急遽予定変更。でも結果、初オペラシティの散策を楽しめた。
 さて、心房細動で一番怖いのは、心臓内の“左心耳”というところに血栓が出来やすくなり、それが脳に飛んで心原性の重篤な脳梗塞を起こしてしまうことです。左心耳は盲腸と同じように人間の進化のせいか退化のためかわかりませんが、存在する必要のない部位のようです。いちど心房細動にかかると多くの人は左心耳に出来る血栓のことを意識せざるをえません。2度3度とカテーテルアブレーションを受けた方ならなおさらでしょう。
 私が心房細動を発症してカテアブを検討していた際にネットで知って連絡を取り知り合いにならせていただいた人でYさんという方がいます。これまで3度のカテーテルアブレーションを受けられたYさんが、先月、胸腔鏡手術で左心耳を切除されました。これで心原性の脳梗塞に関する心配がなくなったという訳です。気になる方は“ウルフ大塚手術”で検索してください。Yさんご自身のブログも検索上位に表示されると思います。
 左心耳に対する予防医学的な観点からの知見・医療技術革新は今後も続いていくと思われます。心房細動経験者は今後ウォッチしていくべき必須項目になるかもしれません。

「カテアブ術後15ヶ月検診」への2件のフィードバック

  1. Yです。
    我妻さん、カテアブ術後15ヶ月検診、経過良好おめでとうございます。
    大丈夫そうで良かったです。

    心原性脳梗塞予防のために、心臓の左心耳を切除した私のブログはこちら。http://yoshidacraft.net/16002/
    ご覧ください。

    1. Yさん!ありがとうございます。

      かってに紹介してしまったのでオブラードに包んだような内容になってしまいましたが、ご本人からブログのアドレスをご紹介いただいたので、あらためて吉田さんのブログをリンクさせていただきます。↓
      http://yoshidacraft.net/16002/

      吉田さんありがとうございます!
      心房細動でお悩みになっている方がこのコメント欄まで読んでくれることを願います。

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