雑感(2020年3月12日)

20031201 日増しに暖かくなりロクロに没頭できる日々が続いております。今朝はうぐいすの初鳴きも確認できました! 桜の開花も例年よりかなり早くなりそうです。ココロ浮き立つ春ももうすぐそこまで来てます。でも今年はいつもとは違う春になってしまいそうです。春の選抜高校野球の中止のニュースも飛び込んできました。記憶に残る春になりそうなので、記録を残す意味も込めて久々にブログをアップしてみました。

 昨日は例年のようにJ-WAVEの番組とともにラジオから流れる波の音を聴きながら14時46分から1分間黙祷を捧げました。今年は疫病退散の願いも込めながら…。思えば9年前の地震発生当日、政府は福島第一原発のメルトダウンを頑なに否定していました。しかし、翌日の水素爆発で全国民が原発の放射能漏れを知ることになりました(なぜか爆発の瞬間の映像は限られたメディアでしか流れなかった!!)。その後も政府の不実な情報によって避難住民が危険な目にさらされたことは記憶に新しいところです。テレビをはじめとした大手メディアの情報もあてにならず、海外のインターネットサイトから放射能プルームの情報を得ていたことが昨日のことのように思い出されます。確か福島第一原発の水素爆発の映像も、発生から数日経って海外のネット経由ではじめて観たように記憶してます。

 さて、連日報道されている新型コロナウィルス。目に見えない正体不明な未知のウィルスに対する恐怖は9年前の放射能汚染に対する恐怖に重なります。政府や大手メディアからの情報にも世間は疑心暗鬼にありつつあるのではないでしょうか。首相が記者会見で、『トイレットペーパーの供給に問題はない』と発言したらトイレットペーパー騒動に拍車がかかったことなどが象徴的なように思います。
 一筋縄ではいかない様相を呈してきた今回の疫病。長期に渡って世界中に感染が拡大し、国内でもさらに感染者数が増えていくと思われます。東京オリンピックのことはもちろん、なにより私の仕事すらどうなるかわかりません。昨日の3.11発生時刻の黙祷で私のように疫病退散を祈念したヒトも多かったと思います。そんな多くのヒトの願いが通じて疫病が一刻でも早く退散してくれることを願うばかりです。

 さてさて、はなしはゴロっと変わりますが愛猫ゴンが逝って半年あまり経ちました。庭につくった墓に毎朝線香をあげて手を合わせているボンビー陶芸家でございます。そのゴンの声が聞こえる、というおはなしです。
 声が聞こえるのは決って朝の5時10分過ぎくらい。猫好きのヒトならおわかりになると思いますが、猫の声には一匹づつ違う個性があります。そして、猫の鳴き方によって鳴き声の意味もなんとなくわかるのです。私の寝ている部屋の窓近くで私を呼ぶように鳴くんです。週のうち3回くらい。ゴンにそっくりの声で…。5回くらい鳴くと立ち去って行くようです。もちろん私は寝ぼけてなどなく毎回枕元の時計で時間を確認しているわけです。
 私の精神状態を心配されるかと思いますが精神状態には問題ございません。たぶん…。