ひさびさに上京

昨年JR新宿駅に乗り入れた相鉄車両に遭遇。カッコいいな相鉄12000系。鉄ちゃんではありません。あしからず(^_^;)

昨年JR新宿駅に乗り入れた相鉄車両に遭遇。格好いいな相鉄12000系。鉄ちゃんではありません。あしからず(^_^;)

 心房細動カテーテルアブレーション術後3年3ヶ月の検診に東京のクリニックに行ってきた。本来であれば6月上旬に行く予定だったが、新型コロナの感染が拡大していたので3ヶ月ほど予約をずらしていただいたのだ。
 しかし7月、8月と都内の感染者数が増え続け、6月に行っておけば良かったと思うも時すでに遅し。エタノールを入れた携帯スプレーをポケットに決死の覚悟で電車に乗り込んだ。

 なにを大げさに、と思われるかもしれないが地方に居住していると連日のニュースなどで都内は新型コロナでかなり危険という印象を植え付けさせられるのだ。
 私の住む田舎では『東京に行ってきた』なんて言おうものなら半径5メートル以上、人々は私から離れるだろう。地方から見た東京は今やそんな具合なのだ。若いころ東京で生活していた私でも今や地方の思考回路に最適化されている。私だって東京から来たヒトと対する時は緊張するに違いない。

 さて、ボンビー陶芸家は新幹線などを利用せず常に在来線を利用している。経由地の新宿駅を目指し宇都宮線を赤羽で下車し埼京線のホームへ。時間は金曜日のラッシュの時間帯ではない9時20分。エスカレーターを昇ってホームに到着したら…、なんということだろう、ホームに人があふれかえっていた! ソーシャルディスタンスという言葉が虚しくアタマの中でこだました。
 混雑を避けるため各駅停車の電車に乗り込み、意地でも手すりにつかまらぬよう腰痛をこらえ立っていたが電車の揺れに耐え切れず観念して上部の手すりをつかんだ。

 新宿駅で私鉄に乗り換えるため下車。駅構内のスタンドカフェに入る。注文待ちのヒトの列に加わった時にはソーシャルディスタンスという言葉はアタマの中で完全に崩壊した。
 透明なアクリル樹脂のボードで仕切られた客席があいていたのでアイスコーヒーを飲みながらしばらく駅構内を観察。コロナ下とはいえ多くのヒトが行き交い、そこには日常の風景が広がっていた。
 そう、これが現実なんだ。

 連日の感染者数の発表、企業のテレワーク化、飲食店の営業自粛、夜の街問題うんぬんのマスコミの情報…。地方から見てるとコロナ下(禍)で都内はさぞかし人通りも減っているのかと思っていたがそんなことはなかった。
 そりゃそうだ。みな日々の暮らしがあり生活の糧を得るために働いている。会社勤めのサラリーマンもテレワークで在宅勤務なんて全体から見たらほんの少しのことだろう。自営業者はどうか。給付金や補助金を利用してもそれは急場しのぎ。営業活動を継続しなければ未来はない。飲食業などなおさらだ。


 など考えつつ、私鉄のすいた車両を選んで乗車しクリニックへ。
 心臓のエコー検査のあと翌日まで24時間心電図を記録するするホルター心電計を装着してクリニックを後にする。

 通常の定期検査の際は、たまにしかない上京の機会を利用して友人に会ったり美術館などへ立ち寄ったりしていたが今回はコロナ下。それに加え、当日は外に立っているだけで汗が滴り落ちるような36度の猛暑。すぐにでも宿泊するホテルに向かいたかったがチェックインは16時。時間つぶしとカラダを冷やすには映画館と思い人ごみを避け東京の郊外へ。
 特に観たい映画はなかったが上映中の『糸』を鑑賞。『糸』、面白かった。やはり映画は脇役のキャスティングで質が変わるとも再認識。すっかりW主演の小松菜奈のファンになってしまった。


 チェックインまでの時間を映画でつぶしたあと、ホテルに向かうため都心方面の電車に乗る。そこでもみながマスクを装着している以外は普段と変わらない風景があった。走る車中、目の前を小学校低学年と思われれる男の子3人が車内を横断していく。なんだかマスク姿が痛ましく感じてしまう。と同時にある違和感が胸に広がる…。
 今朝は電車内で中高生も多く見かけた。夏休みが終わったので当然だ。でも大学生はどうだろう。いまだに在宅でテレ授業とニュースで聞いている。新入生にいたっては夢のキャンパスライフどころかキャンパスに一歩も入れてないらしい。ものすごい違和感と謎。なんなんだ。


 翌日クリニックに行き、24時間の心電図の解析結果をもって主治医のドクターに診察を受け一切問題なしとの診断をいただいた。いつものことだが主治医の先生の顔を見るだけで心臓の調子が良くなる。次回は半年後の3月。半年後、コロナの状況はどうなっていることだろう。


 病院を後にして新宿駅で立ち食い蕎麦を喰い今回はとっとと栃木へ帰った。しかし立ち食い蕎麦でさえもウマいな、東京は。
 そして、駅構内のキオスクでは田舎で手に入らない国産のマスクがたくさん売られていた…。なんなんだ。
 2011年に居住地の田舎が割を食った計画停電のことをふと思い出した。

我妻淳 の紹介

栃木県那珂川町で青白磁・白磁を中心とした磁器を制作してます。
カテゴリー: ボンビー陶芸家の日常, 心房細動 パーマリンク

ひさびさに上京 への4件のフィードバック

  1. しのざき のコメント:

    我妻さーん。お元気そうで何よりです。
    水戸もたいへんですよ~どうにか頑張ってます

    • 我妻淳 のコメント:

      ご無沙汰してます。
      いただいた仙台味噌で毎日味噌汁作ってます。
      美味しいです!

  2. ミズカミ のコメント:

    ここで気を抜くと欧米諸国のようにコロナが復活しちゃうから頑張ろう!

    来年は状況が変わってることを願うしか無いよね。

    • 我妻淳 のコメント:

      ほんと祈ることしかできない!
      まだ新型コロナの全容はわからないわけだけど、自身の感覚と世間の感覚のズレを最近すごく感じてる。

      来年は気兼ねなくシールドなしで酒を酌み交わしたいね!!

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