我妻淳 のすべての投稿

栃木県那珂川町で青白磁・白磁を中心とした磁器を制作してます。

冬の霧降高原

 朝晩はまだまだ冷え込むが日中は陽射しの中に確実に春を感じられるようになってきた。先日は車中からの那須連山がかすんで見えた。

 スノータイヤを季節の終わりまじかに装着した車でいつものように日光だいや川公園ぞいを通る県道を走り、霧降高原にぶらりと行ってみた。木々の葉がしげる前に霧降ノ滝の全容を観瀑台で見てみたいと思ったからだ。

 車を駐車場にとめ観瀑台へ続く遊歩道の入り口へと歩いていくが観光客の姿は一向に見えない。それもそのはず、石だたみの遊歩道は雪がアイスバーンになっていて普通の靴では危険な状態になっていた。まだちょいと早すぎたようだ。滝は木陰からひとまず遠望して、せっかくだからと5年前に有料道路が無料になった霧降高原道路を大笹牧場方面へ行ってみた。

 道路はきれいに除雪され路面はほとんど乾いていたが、ところどころ陽のあたらない部分が凍っていた。那須塩原方面を一望できる大笹牧場手前の駐車場でパノラマ風景をパチリ。この濃く深く澄みわたったきれいな冬の青空が見られるのも今シーズンは最後になりそうだ。
 

雪の足跡

 先週末に引き続き昨日から今朝にかけて雪が降った。積雪はだいたい15センチ前後くらいだろうか。動物の足跡でも雪の上に残っていたら写真を撮ろうと思い立ち、新調した長靴の試し履きも兼ねてひさびさに裏山に入ってみた。田舎暮らしには長靴は必需品でいろんな場面で必要になる。何かを踏み抜いてしまったりで安物であればすぐに一足はきつぶしてしまう。今回はいつもより多少値の張るものを買ってあったのだ。新しい長靴を買い与えられ待ちに待った雨が降って喜び勇んで外に駆け出す子供の時分を思い出す。新雪に足跡を残す快さを感じながらしばらく歩き回ってみた。

 イノシシが怖くてあまり奥に入らなかったせいもあるが、結局、動物の足跡は見つけることができなかった。例年、雪が降った翌朝にウサギの足跡がよく見られたが、週末に猟犬が山を走り回ってたようなので山の奥の方にでも行ってしまったのだろうか。残念だ。
 いちど家の前の斜面を駆け下りていく野うさぎを見たことがあったが惚れ惚れするような躍動感があった。同じ場所をアオダイショウが駆け下りて(!?)いくのも見たこともあったがこれも圧巻だった。どちらも何かに追われていたのだろうか。
 追われているといえば、最近、家の近くの貯水池の斜面際を猟犬に追われて逃げていくタヌキを見かけた。その差はぜんぜん縮まらずタヌキってあんなに速く走れるものかとえらく感心した。もっとも追ってた猟犬はタヌキと体格がそんなに変わらないビーグル犬だったが…。

 イノシシとニホンジカを除く動物の狩猟期間は今日が最終日。もう少しだ、きょう一日を生き延びろ!頑張れウサギちゃん!

ギャラリー悠日

 先日、個展でお世話になっている宇都宮のギャラリー悠日にお邪魔してきた。同ギャラリーは、かつて米の備蓄倉庫だったという大谷石造りの蔵を改装しギャラリーとカフェを運営されている。“大谷石”の産地である宇都宮には大谷石造りの倉庫や蔵が多数あるが、これだけの倉庫群は宇都宮でも他にはない。訪れるたびにその空間の趣向が変化していて驚かされかつ楽しませていただいている同ギャラリー、今回はカフェの中にお寿司屋さんができていた。現在、カフェルームになっている空間はミュージシャンのプロモーションビデオの撮影などにも使われ、昨年はAikoのPVの撮影も行われた。
 ギャラリースペースでは作家・映像ディレクター、戸井十月さんの写真展『路傍の人 5大陸・13万キロの旅の記憶』が開かれていた。12年かけ続けられたオートバイによる「五大陸走破行」で撮影された世界各地の人々の写真が所狭しと展示されていた。展示会最終日2月27日にはご本人を招いてのギャラリートークも行われる予定だ。

牡丹雪

 私の住んでいる栃木県那須郡那珂川町は栃木県北東部に位置し雪は年に数回しか降らない。ちなみに那須郡だけど那須までは車で1時間弱かかるくらい離れている。お隣はすぐに茨城県で、氷瀑で有名な袋田の滝がある大子町までは車で十数分の距離だ。
 年に数回降る雪のために毎年年末くらいに車にスノータイヤを装着するのだが、今シーズンはグズグズしていて未だ装着していない。先月初旬にも降雪があり少し積もったがなんとかやり過ごした。そこに来て今日は朝から雪。時おり大きな牡丹雪も舞っていた。でも予報どおり昼まえには太陽が顔を出してくれた。雪もかなり水気を帯びて重そうだし、今日一日外出しなければなんとかなりそーだ。ここまで来たらタイヤ交換なしで、と考えているのだが今週末は再び関東地方に降雪の予報…。さて、どーなることやら。

日光だいや川公園

 昨日は天気も良かったので気晴らしに日光だいや川公園へ。はじめて訪れた際に日光連山をバックにしたそのランドスケープにえらく感動した。以来、日光へ行く途中などよく訪れる。遠景の山々は空気が澄んだ今くらいの季節が一番きれいに見える。雪が積もった日光連山にしばし時間を忘れてみいってしまった。
 さて腹ごしらえでもしようと県道248号を車でゆっくり日光市街地方面へ。メインストリートをつらつらまばらになった商店街を眺めつつ登っていき、神橋を越え東照宮の前を通り中華料理「日光翠園」へ。以前からメニューで見てずっと気になっていた坦坦麺をよーやく食す。美味かったあ。デジカメ持参で行ったけど“写真撮らせてください”の一言を言う勇気がなく、まして黙って撮影する度胸もなく残念ながら写真は撮れずじまい。グルメブロガーには絶対なれませんねえ(笑)。

Gon!!

 今週はじめの異常な寒さから一転、昨日きょうと暖かい日が続いた。ゴンも暖かい日差しを浴びて日中は気持ち良さそうにまどろんでいる。

 彼は一昨年の暮れに脚をケガして我が家の軒下にうずくまっているところを保護した。本来犬が好きでネコを触ったことすらあまりなかったのだけれど、さすがにケガがかわいそうでとりあえず暖めた牛乳にちぎった食パンを浸して与えてあげた。それ以来我が家に住み着いていまやえらそうな顔をしてる。ネコ好きのヒトには、オスネコだからすぐどこかに行っちゃうよ、と言われたが今でも我が家周辺から片時も離れない。飼い主以外にはシッポをふらないような赤虎の甲斐犬を飼う夢を持っていたが、それが茶虎のオスネコになってしまった。

 彼が居着いて早々、犬のように“お手”くらい練習すればできるようになるでしょ、と軽く考え、えさを与える前に訓練してみた。これにはかなりストレスを感じたらしく、緊張すると訓練の時に上げさせていた右前足を上げるクセがついてしまい、時々来る近所のいじめっこネコに幾度となくその右足を攻撃されてしまった。以来“お手”の訓練はかわいそうなのでやめた。

 そのゴンが先週一週間様子がおかしくなった。変な鳴き声を昼夜問わず出しまくり落ち着かない。しかも害獣よけのフェンスの外側の山の方に向かって鳴いている。おいおいそっちはイノシシかタヌキかハクビシンしかいないぞぉ。ごく近所にメスネコはいない。そのうち、宿敵の近所のネコがやってくるようになり毎晩バトルを繰り広げ、顔に引っ掻きキズがつき人相が悪くなってしまった。そんな彼も今週に入ってもとに戻ったようだ。ひさびさに彼ののんきな寝顔を見てよーやくひと安心。

昼寝のゴン

Taro-Cobo

 陶芸家、竹之内太郎(Taro-Cobo)さんのブログでこのサイトをご紹介いただいた。タローくんは春秋の益子陶器市で同じ見目陶苑土空間のテント村に出店している仲間。

 彼の作品は使い勝手の良いきれいな器で、特に女性客に人気がありカフェなどでも使われている。同じ時期に脱サラしてこの道に入ったこともありシンパシーを感じている。馬術部出身で、そろそろ中年の域にさしかかってるにもかかわらず今でも騎手体型を維持、ウラヤマしい。

 と、いうわけでエールの交換!


竹之内太郎さんのHP

竹之内太郎さんのブログ

陶珈紗

 新しくお取り引きいただくことになった陶珈紗さんに所用があり栃木市へ。いつ来ても雰囲気のある良い街です。数年前に『アド街』で放映されて有名になったジャガイモ入り焼きそばでも食べみよかとも思ったけどやっぱり次回に、と思いとどまる。

「とちぎ蔵の街美術館」
「とちぎ蔵の街美術館」

巴波川(うずまがわ)
巴波川(うずまがわ)

 メインの通りから少しそれると趣のある古いテナントビルを発見。なんかいい感じ、でもほとんど空き店舗みたい。センスのいい若い人たちが集まってきてお店でもできればさらに盛り上がるだろうなあ、と思う。
栃木市役所別館の時計台
栃木市役所別館の時計台

 『陶珈紗(とうこうしゃ)』さんは、その名の通り陶器と珈琲豆、草木染めの衣類を販売されているお店です。
陶珈紗
「蔵の街大通り」沿いにある陶珈紗

 店内に足を踏み入れると珈琲のふくよかな香りが鼻をくすぐります。無料で試飲もさせていただけます。
陶珈紗の珈琲
 栃木市に行かれた際はぜひお立ち寄りください。

5%

見た目シンプルなサイトを目指し『WordPress』を利用してサイトを構築してみました。ケータイ電話なんかでもそーですが、ポテンシャルの5%くらいしか使ってないんだろうなぁ、とか思いつつ。でもいいんです。シンプルでも伝えたいことが伝われば…、と開き直っておきます(笑)。

よーやっと…

私の住んでいる片田舎にもよーやく光回線が敷設され、昨年(2010年)暮、家までめでたく開通しました。それにあわせてPCも新調、懸案だった自身のサイトをよーやく立ち上げた次第です。これからコンテンツなど徐々に充実させていこうと思ってます。