「宇都宮・栃木県とその周辺」カテゴリーアーカイブ

夏至の日、今日は暑かったニャ〜

 いや〜暑かったニャー。どうやら今日は夏至っちゅう日だったみたいだにゃ。相方は汗かきかき窯焚きしながらいろんなもの天日干ししとったにゃ。ちょいといいもん見つけて避暑地の昼下がりを気取ってみたのだけどどうだろにゃ?相方にそこを見つけられていろいろポーズを要求されて大変だったにゃ〜。

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 先日、相方は所用で宇都宮に行ったついでに二荒山神社下のバンバ広場で毎月第3日曜日に開催されてる“宇都宮愉快市”ちゅうのをのぞいてきたみたいだにゃ。全国でも多くの地方都市で抱えている中心市街地の過疎化がここでも急速に進んでて、地元有志が街おこしでいろいろ企画開催してるイベントのひとつみたいだにゃ。でも、日曜日の昼すこし前なのに宇都宮の目抜き通りがヒトもクルマも少なくて驚いたって言ってたにゃ〜。二荒山神社は宇都宮市街を見下ろす鎮守の杜。最近その神社を見下ろすような高層マンションが建設されたって驚いてたにゃ。相方が栃木に戻ってきた2004年に地元のFM局でヘビーローテで流れてた、斉藤和義&浜崎貴司の『オリオン通り』でも懐かしい十字屋とともにこの神社のことが歌われてたみたいだにゃ。オリオン通りも繁華街だったかつての活気がなくなってきてるみたいで寂しいって嘆いてたにゃ。10数年前に出来た立派な宇都宮市立美術館が金沢21世紀美術館みたいに市街地に立地してたらよかったのににゃ。宇都宮市立美術館は移動手段としてクルマを持たないヒトはアクセスしずらいみたいだにゃ。残念だったにゃ〜。

 暑すぎてビールを飲み過ぎたみたいだにゃ。あっ、正確にはビールじゃなくて第3のビールちゅうみたいだにゃ。そうそう、ぜんぜん関係ない話だけど猫ひろしがマラソン選手としてカンボジア国籍を取得してロンドンオリンピックを目指すらしいにゃ。頑張ってくれ、ニャー!

CAFE KENZO SUN(カフェ ケンゾーサン)

 宇都宮市清原台にある『CAFE KENZO SUN』。店内にあしを踏み入れるといつもと変わらない穏やかな時間が店内に流れている。脱サラして瀬戸でうつわづくりをはじめて以来、毎年個展を開かせていただいてお世話になっている(アリガトウゴザイマス)。

 今の季節は日光の松月氷室さんの天然氷を使ったかき氷が大人気。口の中に入れるとスーッ、シュワっとまろやかにとける食感はいちど食べるとやみつきになる。松月氷室さんのブログを覗いてみたら氷の切り出しの最終日は2月11日とのこと。一番寒い時期に大変な作業をされるんだなぁと感心。



今年も『CAFE KENZO SUN』でささやかな個展を開催します。
期間は7月1日(金)から7月31日(日)。営業時間や定休日は下記の通りです。
私のうつわを眺めつつ穏やかなひとときをお過ごしいただければ幸いです。


CAFE KENZO SUN
宇都宮市清原台4-1-7

営業時間/11:00~21:00
     20:00(ラストオーダー)
定休日/木曜日      
    第1、第3日曜日



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骨董 久楽楽

 宇都宮の骨董店「久楽楽(くらら)」にお邪魔してきた。知人である店主の合澤さんは私が馬頭町に工房を構える際にいろいろお世話になった恩人だ。たまにお邪魔して、その時どきにお店に入ってきた品物を拝見させていただいている(客にもならないのにいつもありがとうございます)。

 普段手にとることのできない平戸三川内焼や古伊万里など店内にある焼き物を物色しつつ、店主の骨董談義に耳を傾ける。お店の主力である李朝家具や骨董道具などに囲まれていると、年代物の磁力のせいなのか落ち着いた心持ちになり居心地がよい。

 最初の画像は李朝の乳瓶。お産に際して母乳をこれに入れてお乳の出がよくなるように神様にお供えしたという。骨董店が舞台の『時代屋の女房』のペルシャのなみだ壷を思い出した。内容はうろ覚えだが夏目雅子の美しさとペルシャのなみだ壷なる品物が強く印象に残った映画だ。

次いで李朝時代の携帯カップ。縁起物の桃をモチーフにしたデザインで金属製と木製のもの。裏側の造形・装飾が美しい。先端が片口様になっているのでカップ以外の用途もあったかも。




 さらに李朝時代のものと思われる小刀。魚をモチーフにしたデザインで刃が独特の角度で止まるようになっている。なにか特定の作業に使われたものらしい。




 李朝の銀製のスプーンとお箸。スプーンの見込みには家紋かなにかの彫り文様がある。銀製である理由は仮に料理に毒物が入っていた際に銀が化学反応して知らせてくれるからだとか。宮廷で使用されていた品物か。




 北海道で使われていた千両箱。金属製の装飾がアイヌ文様をイメージさせる。本体とふたの噛み合わせは時代を経ても寸分違わぬ正確さ。職人技にほれぼれする。




 ひとの手から手に伝わった古い道具にはなぜか惹かれる魅力がある。これが民芸のいうところの“用の美”につながるものなのか。まだまだ勉強不足。もっといろんなものを見なければ…。

 毎月第三日曜日に宇都宮二荒山神社下バンバ広場で開催されている「宇都宮骨董市」に骨董店「久楽楽」さんも出店されている。お出かけの際はぜひお立ち寄を。

冬の霧降高原

 朝晩はまだまだ冷え込むが日中は陽射しの中に確実に春を感じられるようになってきた。先日は車中からの那須連山がかすんで見えた。

 スノータイヤを季節の終わりまじかに装着した車でいつものように日光だいや川公園ぞいを通る県道を走り、霧降高原にぶらりと行ってみた。木々の葉がしげる前に霧降ノ滝の全容を観瀑台で見てみたいと思ったからだ。

 車を駐車場にとめ観瀑台へ続く遊歩道の入り口へと歩いていくが観光客の姿は一向に見えない。それもそのはず、石だたみの遊歩道は雪がアイスバーンになっていて普通の靴では危険な状態になっていた。まだちょいと早すぎたようだ。滝は木陰からひとまず遠望して、せっかくだからと5年前に有料道路が無料になった霧降高原道路を大笹牧場方面へ行ってみた。

 道路はきれいに除雪され路面はほとんど乾いていたが、ところどころ陽のあたらない部分が凍っていた。那須塩原方面を一望できる大笹牧場手前の駐車場でパノラマ風景をパチリ。この濃く深く澄みわたったきれいな冬の青空が見られるのも今シーズンは最後になりそうだ。
 

ギャラリー悠日

 先日、個展でお世話になっている宇都宮のギャラリー悠日にお邪魔してきた。同ギャラリーは、かつて米の備蓄倉庫だったという大谷石造りの蔵を改装しギャラリーとカフェを運営されている。“大谷石”の産地である宇都宮には大谷石造りの倉庫や蔵が多数あるが、これだけの倉庫群は宇都宮でも他にはない。訪れるたびにその空間の趣向が変化していて驚かされかつ楽しませていただいている同ギャラリー、今回はカフェの中にお寿司屋さんができていた。現在、カフェルームになっている空間はミュージシャンのプロモーションビデオの撮影などにも使われ、昨年はAikoのPVの撮影も行われた。
 ギャラリースペースでは作家・映像ディレクター、戸井十月さんの写真展『路傍の人 5大陸・13万キロの旅の記憶』が開かれていた。12年かけ続けられたオートバイによる「五大陸走破行」で撮影された世界各地の人々の写真が所狭しと展示されていた。展示会最終日2月27日にはご本人を招いてのギャラリートークも行われる予定だ。

日光だいや川公園

 昨日は天気も良かったので気晴らしに日光だいや川公園へ。はじめて訪れた際に日光連山をバックにしたそのランドスケープにえらく感動した。以来、日光へ行く途中などよく訪れる。遠景の山々は空気が澄んだ今くらいの季節が一番きれいに見える。雪が積もった日光連山にしばし時間を忘れてみいってしまった。
 さて腹ごしらえでもしようと県道248号を車でゆっくり日光市街地方面へ。メインストリートをつらつらまばらになった商店街を眺めつつ登っていき、神橋を越え東照宮の前を通り中華料理「日光翠園」へ。以前からメニューで見てずっと気になっていた坦坦麺をよーやく食す。美味かったあ。デジカメ持参で行ったけど“写真撮らせてください”の一言を言う勇気がなく、まして黙って撮影する度胸もなく残念ながら写真は撮れずじまい。グルメブロガーには絶対なれませんねえ(笑)。

陶珈紗

 新しくお取り引きいただくことになった陶珈紗さんに所用があり栃木市へ。いつ来ても雰囲気のある良い街です。数年前に『アド街』で放映されて有名になったジャガイモ入り焼きそばでも食べみよかとも思ったけどやっぱり次回に、と思いとどまる。

「とちぎ蔵の街美術館」
「とちぎ蔵の街美術館」

巴波川(うずまがわ)
巴波川(うずまがわ)

 メインの通りから少しそれると趣のある古いテナントビルを発見。なんかいい感じ、でもほとんど空き店舗みたい。センスのいい若い人たちが集まってきてお店でもできればさらに盛り上がるだろうなあ、と思う。
栃木市役所別館の時計台
栃木市役所別館の時計台

 『陶珈紗(とうこうしゃ)』さんは、その名の通り陶器と珈琲豆、草木染めの衣類を販売されているお店です。
陶珈紗
「蔵の街大通り」沿いにある陶珈紗

 店内に足を踏み入れると珈琲のふくよかな香りが鼻をくすぐります。無料で試飲もさせていただけます。
陶珈紗の珈琲
 栃木市に行かれた際はぜひお立ち寄りください。