国際現代美術家協会ima展

我妻淳 SAIKI2023 先日、上野の東京都美術館に搬入した作品が、国際現代美術家協会ima展で入賞させていただきました。初めての公募展応募での受賞、感慨無量です。

 作品は大鉢の3点組みで出品しました。

 縄文時代の火焔土器にインスパイアを受け、伝統的な装飾技法である輪花をデフォルメして口辺に配しました。側面には、以前から食器などの作品にも使っている一定パターンのしのぎ紋様を施してます。
 磁器土本来の美しさも併せて表現できればと思い、無施釉で焼き上げました。究極の艶消しのテクスチャーが広い展示会場の照明で、どのように見えるのか今から楽しみです。

 作品のタイトルは、祭祀に使用するうつわの“祭器”と、コロナ禍からの“再起”のふたつの意味をかけて『SAIKI2023』としました。

 国立西洋美術館や国立科学博物館、東京国立博物館などでは魅力的な企画展が開催され、上野恩賜公園の紅葉も始まった頃でしょう。お散歩がてらお出かけください。

 下の画像のモバイルチケットをスマホにダウンロードしてima展の入り口で提示すれば無料で入場できます。

imamobticket

国際現代美術家協会
49th ima展

11月26日(日)〜12月2日(土)
東京都美術館  2階・第3、4展示室(上野公園内)
午前9時30分〜午後5時30分(入場は午後5時まで)
最終日は午後2時終了(入場は午後1時まで)

上野まで行ってきました

 先日、ある公募展に作品を搬入するために上野の東京都美術館に行ってきた。
 公募展へ作品を出品するのは初めてで、もちろん美術館の搬入口から作品を運び入れることも初の体験だった。搬入専用口の駐車場に車を停め、地下3階にある搬入専用スペースへエレベーターにて降下。

 地下3階に着いてエレベーターを降りるとそこには巨大な空間が広がっていてビックリ。目指す公募展主催団体の受付が見当たらず、心細さを感じながら作品を載せた台車を押しながら奥に進んでいくと人の気配とともに主催団体の受付がありホット一息。
 受付を済ませ、応募する作品ジャンルの運び入れスペースへ。ご担当の作家の先生にご挨拶ののち、展示台のサイズを美術館付きの美術業者さんに依頼して作品を仮置きして終了。その後、入選した場合はこの地下3階の搬入スペースから地上2階の展示スペースに運び込まれ晴れて展示されるらしい。

 ひと仕事を終え外に出るとちょうど昼時。車をそのまま停めさせてもらって秋晴れの良い気候のもと多くの来場者で賑わう上野公園へ。西洋美術館を横目に見て上野公園口に着いたら、改札からそのまま遊歩道になっていて驚いた。以前は改札を出たら信号待ちして道路を渡っていたような…。国立東京博物館が好きでよく来ていたけど、前回来たのはいつだったかなぁ、などと思いつつ連絡通路を渡って上野駅昭和通り口方面へ。
 
 飲み屋街を覗きながらつらつら歩いているとカレーの芳醇な香りが…。匂いに誘われるように昭和通り沿いを進むと一軒のとんかつ屋さんがあり、入り口に置いてあるランチメニューの看板に“かつカレー”が。暖簾の先の引き戸から中は見えず、引き戸を少し開けて中を覗くと快活なお店の女性に声を掛けられカウンターテーブルに着席。

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 店内を見渡すと夜は酒も提供する店のようで、少し油と煙に燻されたつまみ類のメニューがたくさん貼ってある。そして、ほぼ満席の客層は背広を着たサラリーマン。その中で浮いた格好の私だったが都内独特の無関心さが心地よい。

 その日の定食メニューは生姜焼き定食、トンカツ定食、かつカレーの3種類。迷わずカツカレーを注文する。その後カツカレーが到着。カツカレー本体以外にサラダと味噌汁、冷奴が付いている。ライスの盛り具合は大盛りレベル。これで千円なり。トンカツはもちろんのこと、こだわりを感じさせるカレーが美味しかった。私の鼻センサーに間違いはなかったと満足のひと皿だった。

 驚いたのは、私でも入ることを躊躇する店構えだったにもかかわらず、食事中インバウンドの外国人グループが入店してきたこと。片言の日本語で全員がトンカツ定食を注文していた。きっとSNSかなんかで日本の地元民が行くような飲食店が口コミで広がっているのだろう。恐るべしSNS。

2023益子秋の陶器市ありがとうございました

2023秋の陶器市 我妻淳11月3日から6日まで4日間開催された益子秋の陶器市が無事終了しました。春の陶器市に続き、感染対策などの制約がなくなり多くのお客様で賑わいました、前半2日間は夏日に迫る11月とは思えない天候で、私のテントの隣で販売していた生ビールが飛ぶように売れていました。
 私のテントにも多くのお客様にお越しいただきました。直接お客様と会話できる陶器市は制作のヒントなどにもつながる貴重な場です。また、リピートしてお越しいただくお客様の存在は制作の励みになります。皆さま本当にありがとうございました。
 次回の益子春の陶器市は2024年4月27日(土)から5月6日(月・祝)の予定です。

2023益子秋の陶器市に出店します

2023益子秋の陶器市
青空がきれいな季節になりました。この辺りの里山でも急ぐように紅葉が始まりました。

さて今年も益子秋の陶器市に出店します。出店場所は見目陶苑「KENMOKUテント土空間」です。
展示会でご好評をいただいたランプシェードの新作や、黒い還元焼成の器のお買い得品などなど多数ご用意致します。

益子陶器市の公式マップが以下のサイトからダウンロードできます。スマホにダウンロードしておくと便利かと思います。

清々しく空気の澄んだ秋の益子にぜひお越しください。お待ちしております。

益子陶器市公式サイト↓
https://toukiichi.mashiko-db.net
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2023益子秋の陶器市
11月3日(祝・金)〜11月6日(月)
出店場所:
見目陶苑KENMOKUテント土空間(陶器市マップ〈43・R〉)
栃木県芳賀郡益子町大字益子3053-3

個展無事終了しました

我妻淳 白磁ランプシェード
 7月8日(土)から7月23日(日)まで開催された個展が無事終了しました。お越しいただいた皆さま、ご支援いただいた皆さま、どうもありがとうございました。

 個展会場の益子・starnetは、スタッフの皆さんをはじめとして素敵で快適な空間でした。展示会場のGallery遊星はお店の2階にあり、一番奥まったところにある窓からは近隣の須田ヶ池が額装された絵画のように望め、時間がある時にはその景色に見惚れてました。

 今回はランプシェードを初めて制作して、ご好評をいただきほぼほぼ完売致しました。また、お店側から壁のフックを活かせる作品をとのリクエストをいただき、こちらも初めて壁掛け花入を制作しご好評いただきました。

 これからも魅力的な作品が生み出せるよう精進していく所存です。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

個展開催中です (益子・Starnet Gallery遊星)

我妻淳 青白磁オブジェ 連日ものすごい暑さが続いてます。梅雨明けも間近なのでしょうか。
 さて、益子・Starnetで開催中の個展日程もおかげさまで折り返しとなりました。

 外は暑いですが、Starnetの店内は程よく冷房が効き快適な空間となってます。快適空間で目で凉をお楽しみください。7月15日(土)・16日(日)・17日(月・祝)、22日(土)・23日(日)に在廊してます。夏の益子にぜひお越しください!

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我妻 淳 展/益子・starnet Gallery遊星
7月8日(土)−7月23日(日)
11:00-17:00
(7/20定休)
Starnet2階
〒321-4217
栃木県芳賀郡益子町益子3278-1
Tel.0285-72-9661

個展のお知らせ (益子・Starnet Gallery遊星)

我妻淳スターネット個展DM
 雨が降らなくても梅雨時期らしい多湿でどんよりした天気が続いてます。早くも一年の折り返し地点に至った今日この頃、皆さまにおかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

 さて、2023年7月に益子の「atarnet Gallery遊星」にて個展を開催いたします。青色の器を中心に、今回は初めて制作したペンダントライトなども多数出品する予定です。
 オシャレで素敵な広い空間をどのような構成で展示しようか今から楽しみです。

 毎週土曜日、日曜日の午後に在廊する予定です。それ以外の日でも声をお掛けいただければ参上したいと思います。
 夏の益子にぜひお越しください!
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我妻 淳 展
益子・starnet Gallery遊星

7月8日(土)−7月23日(日)
(7/10、13、20休業)
Starnet
〒321-4217
栃木県芳賀郡益子町益子3278-1
Tel.0285-72-9661

カテーテルアブレーションその後2023年(6年経過)

 慢性心房細動のカテーテルアブレーション手術を受けてまる6年が経ちました。
 術後5年の昨年6月の検査までは6ヶ月に一度の検査でしたが、今回は一年ぶりの検査となりました。胸部レントゲン・エコー検査、心電図検査、24時間ホルター心電計測検査です。結果はまったく問題なしで、念のため1年後に再度検診を受けることになりました。

 これまでに数回単発的な再発がありましたが、いづれもご担当いただいている医師の指導のもと自然に収まりました。そしてここ一年はまったく心臓に不安を覚えることがありませんでした。

東京ハートリズムクリニック
お世話になっている「東京ハートリズムクリニック」。6年間なんど通ったことか。来院しただけで再発した心房細動が治ったこともあった。バスから同病院が見えただけで心拍が落ち着く(笑)。今回ドアが開くとともに乗降車の左側にバス車体が自動で傾くことに気づいた。ステップを極力低くする気遣い、素晴らしい!京王バス。


 カテーテルアブレーションを受けてからこれまでを考えると、素人考えですが、アブレーション後の心筋が安定するまでは数年程度の時間がかかるのかなと実感しています。個人差はあるでしょうが、術後3、4年くらいは不安定な実感がありました。しかし、ここ2年くらいは不安を感じないくらい安定してます。

地下化した京王線調布駅
通院先の最寄りは京王線千歳烏山駅。定宿は同じ京王線の調布近くのビジネスホテル。調布の駅前は約10年前に地下化され、私が住んでいた20数年前とは大きく様変わりした。ちなみにかつての私のマンションの最寄りは同じく地下化された京王線布田駅。速度を落とさずに進入すると車体をこする踏切も今や昔。


 過去のブログでも書きましたが、心房細動を誘発する数ある要因のひとつとして“ノミの心臓”と“呑みの心臓”があると私は認識してます。前者は気にしすぎる神経質気質、後者は酒飲みです。
 私に関しては、前者は年齢とともにズ太くなってきましたが、後者は禁酒とそのリバウンドの繰り返しをずっと続けています。
 6年前のアブレーション直後に、久々に洞調律が戻った自分の心臓の鼓動を感じ感動したことを再度思い起こしつつ、あらためて気を引き締めたいと思っております。
 
 『心房細動』のトピックへのアクセスを多くいただいてます。悩みを抱えた皆さまが、より良い状況になることを切に願っております。
      我妻淳 拝

HotSpoon西新宿店
たまの上京、1食は必ずカレー店を毎回ピックして食べに。今回は「HotSpoon西新宿店」の牛すじカレーを。なるほど牛すじの出汁が効いている。冷えたらスプーンが抜けないくらい煮凝りで固まるのかな。こんどスーパーで特売の牛すじ見つけたら作ってみよう!

2023益子春の陶器市ありがとうございました

陶器市2023画像
益子春の陶器市がおかげさまで無事終了しました。長いようで終わってみればあっという間の9日間でたくさんの笑顔に出会えました。
お越しいただいた皆さまどうもありがとうございました。

次回の益子秋の陶器市は11月3日(金・祝)〜11月6日(月)です。また皆さまとお会いできることを楽しみにしております。

益子陶器市2023春・出店のお知らせ

数年前の益子陶器市の画像 益子春の陶器市が開催されます。新型コロナ対策の制約のない、本来の益子陶器市がようやく戻ってきました。
 私もいつもの場所で出店します。新作やお買い得品など多数用意して皆さまのお越しをお待ちしております!

第107回益子春の陶器市
2023年4月29日(土)~5月7日(日)
出店場所:
見目陶苑 KENMOKUテント土空間Googleマップ
益子観光協会陶器市HP↓
http://blog.mashiko-kankou.org/ceramics_bazaar/index.shtml

陶磁制作 我妻淳 オフィシャルウェブサイト